歯についた歯垢に唾液のカルシウムが混ざり、次第に固くなったものが歯石です。その歯石を取ることをスケーリングと言います。歯石は歯の表面についた歯肉縁上歯石と、歯と歯ぐきの境目のポケットといわれる部分につく歯肉縁下歯石の2種類に分類され、スケーラーという手用の道具や超音波スケーラーという器械を用い行われます。通常では、歯石をとったあと、ポリッシングをしてその表面を磨きます。歯周病予防には欠かせない処置で、定期的に除去することが大切です。