歯科衛生士は、歯科医師のサポートをする仕事です。たとえば歯垢や歯石を取ったり、フッ素を塗布して虫歯の予防をしたり、患者さんに正しい歯磨きの仕方や生活習慣の改善指導を行ったりする仕事です。また、カルテの整理や歯科医師が行う治療に必要な道具の消毒や準備、受付など、仕事は多岐に渡ることが多いです。

歯科衛生士になるためには、高校卒業後に歯科衛生士養成課程のある大学や短大、専門学校に進学して、国家試験に合格する必要があります。歯科衛生士の求人状況は良好で、比較的、就職先に困ることは少なく、休日は、歯科診療上の休みの日を含む週休2日性がほとんどです。月収は約22万円程度で、年収は約340万円です。
新卒の初任給は15万円から20万円位が一般的で、経験を積んでいくと30万円程度までの収入を得ている人もいます。

専門性の高い仕事で、患者さんに触れ合いながら、健康を支える大切な仕事なので、やりがいがあります。女性の歯科衛生士が多いのですが、最近は男性も増えてきています。ほとんどの人が歯科医院に勤務していますが、その他に、保健所や福祉関連施設に就職する人もいて、歯の健康や美容の意識が高まっている中、需要も高まってくる期待ができる仕事です。