歯科助手との違い

「歯科助手」と「歯科衛生士」なにが違うのでしょうか？実は、多くのクリニックでは歯科助手さんと歯科衛生士さんが同じユニフォームを着ているために、見た目だけではほとんど区別をつけることができません。

明確な差は、患者さんの口内に触れることができるか否か

歯科衛生士と歯科助手の仕事において明確なボーダーラインは、患者さんの口内に触れることができるのか？という部分です。ですので、歯石の除去などはもちろん歯科助手ではできない作業ですし、フッ素の塗布はもちろん歯科助手にはできず、歯科衛生士にしかできない作業です。また、詰め物の型取りや、研磨の作業なども可能とされています。

 

歯科助手さんの場合は、治療に必要とされる器具類を用意する、患者さんのサポートとして診察しつに誘導する、器具やクリニック内の清掃作業、場合によっては医師の指導のもと患者さんの顔を押えたりバキュームの補助までであれば可能だったりもします。

歯科衛生士として勤務している方の場合では、一般的な病院に勤務している看護師と同様に、歯に関するスペシャリストでもあるために、特別な資質や経験、そして技術を必要としている職業になります。時にはX線の撮影の補助などを行う場面もあり、活躍の場が設けられています。