歯科衛生士の養成期間、資格概要
歯科衛生士の場合には短大と専門学校、近年は大学に歯科衛生士要請のコースが設けられているため、この3つの学校いずれかに通う必要があります。実際に学習する場合には基礎と専門の2つの科目に分かれており、基礎の場合には教養としての知識を深めるため、専門の方は歯科衛生士となるために必要な技術的な知識を深めていきます。(法改正により養成学校のカリキュラムは3年以上となりました)
平たく言えば基礎の方は人間的に、専門の方は技術的に学ぶということです。といっても科目と一言で表しても学校によってその科目の内容にも違いがあり、ある学校では存在する学習が別の学校では存在しないということもあります。逆に言えばだからこそ、養成期間として学校を選ぶのなら自分に合った学習のあるところを選ぶのが一番大事になるということです。
そしてもちろんその際には学校によっても入学試験の形式が変わってきます。難易度が高いところを受験する場合には、それ相応の対策を早い段階で計画しておかなければなりません。もちろん学習費というものもあるので、金銭的な面でも考えておく必要があります。 学校を終了したらいよいよ資格取得の試験の受験ですが、その試験内容は筆記試験で9科目で行われます。科目の内容は歯科衛生士の技術と知識に関わるものもあれば、栄養指導や保健指導という他人に指導するためのものもあります。 試験自体は年に1回しか実施されないため、万全の準備をしておく必要があります。合格率自体は非常に高い資格ですが、気を緩めずに挑みましょう。