一生涯の仕事
これから歯科衛生士を目指そうと考えている人は一生涯の仕事なのかどうか、この点に不安を感じることがあると思います。一般的にこの職業は歯科助手と同様に無資格でも可能だと思っている人も多いようですが、立派な国家資格が必要となる職業であり、その需要はとても高いものです。一生涯の仕事だと言えば、十分に一生働き続けることは可能です。
歯科衛生士の仕事をしながら歯科助手を兼務するということは可能ですが、歯科助手が資格の必要となる歯科衛生士の業務を兼務することはできません。
一生働く仕事かどうかを判断する時に上記のような専門性という意味における仕事のやりがいのほか、やはり収入は気になるところです。歯科助手に比べると資格が必要である衛生士のほうが、一般的に給与水準は高くなっています。
職場に関しては歯医者さん以外にも歯科保健指導など、様々な専門分野で働くこともできるので、将来的には色々な場所で仕事の経験を積めば転職もしやすい職業です。しかし、一点だけ考えたいことはこの職業を続ける中で、歯科医師に興味を持つことがあると思います。
ですが、歯科衛生士だからと言って歯科医師に簡単になることはできないため、もし歯科医師になりたいなら早目に学業に専念して、歯科医師の国家資格を所得することを目指したいところです。とても魅力的な職業なので十分に一生涯の仕事だと言えます。